【新唐人2015年08月13日ニュース】
広西(こうせい)チワン族自治区の護双(ごそう)村で、火葬場の建設に反対する村民が警察と衝突し、女性や子供、老人など8人が警察に石を投げつけられ、負傷しました。
8月9日、火葬場の建設に反対する村民数百人と警察との間で、激しい衝突が起きました。
護双村村民 呉さん
「警官は400人くらい来て、村民も数百人いました。警官の投げつけた石で、女性や子供など8人が怪我しました。衝突の2日前、警察はパトカーを何十台も出動させ、弾圧に備えていました」
地元政府は村民の同意も得ずに、村の墓地でひつぎを掘り出し川べりに捨たうえ、村の井戸を破壊しましたが、これまで村の幹部は火葬場の建設を否定していました。
護双村の村民 鄭さん
「村の幹部は工場の建設などと言っていましたが、関係者から火葬場だと聞き、我々は断固 反対しました。村に近すぎるからです。昨日は警官が数百人来て、こちらは8人 怪我をしました」
6月16日、数百人の村民が村民委員会に抗議しましたが、相手にされなかったため、役所を燃やすなどしました。
護双村村民呉さん
「我々の知らない間に、幹部は業者と契約を交わしました。勝手に墓地を掘り返されても、賠償の話はありません。1か月前に村役場で抗議した時、数百人の警官が出動しました。十数日前 夜中に5~6人が捕まり、いまだ釈放されていません」
地元政府は村に約166ヘクタールの土地に火葬場、公共墓地などの建設を計画しており、今年9月に完成する予定です。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/08/10/a1216408.html (中国語)
(翻訳/赤平 ナレーター/水田 映像編集/李)